いじめられっこだったが、転校生の秀人と出会い、その強さに憧れ、ある意味道を踏み外してしまった可哀想な少年。秀人を落とした時点で、特殊なフェロモンを発するようになってしまったらしい。別名（族長キラー）。道端でマー坊にナンパされちゃう辺り、、喩え―乱校―に転校しなくても、巡り会ってしまうだろうし、＜ハードラック＞からは逃れられないのである。本人に全く自覚の無い所が、更に周りの者達の争奪戦を煽っているだけなのだが、取り敢えず、別の意味で伝説を作っていくのは間違いないであろう天然ぷにぷに少年。

拓の憧れの人。一番最初に拓の魅力ににノックアウトされた男。目尻に涙を浮かべながら可愛い子ちゃんに「君のように強くなりたいんだ！」と言われちゃ、そりゃもうその場で押し倒さなかっただけ他の奴等よりはマトモらしい。ある意味、拓に対して一番ドリーム持っている故に、管理人のPNとなっている。世間では、７巻で終わっているとも言われているが・・・一応『爆天』内では秀×拓が王道カップリングである。

原作では、一番良い場面で呆気なく昇天してしまったが、『爆天』では拓を他の奴等に取られるのが嫌で、復活してしまった奇跡の男である。更にドサクサに紛れて、プロポーズして結婚式挙げて、ハネムーンに行って新婚生活して、子供まで作ってという・・・物凄い事になっている。不可能を可能にする男、天羽時貞。だから、龍神だし・・・今更でもある。原作で不幸な分だけ、ウチでは一番良い目を見ている裏本命君。

『爆天』の相方がザキ×拓だった為、こんな話なら秀×拓のドリーマーでも納得できると「ＳＥＸＹ」を書いて捧げた所、何故か読者様までも嵌ってしまったという笑えない過去を持つドリーマーであった。原作の最初の方では当て馬のようだったのに・・・。いつの間にか拓に絡む絡む。嫌いなら横須賀からわざわざ拓に会いに横浜までくんなよ！っていう突込みを一体何回したことだろう。好きな子程いじめる典型タイプ。―ＪＯＫＥＲ―愛煙者。

あんこ玉とアイスクリームが大好物な天然小僧。「拓ちゃん好き好き大好きーー♪」とある意味ゴーイングマイウエイな性格はいっそ気持ち良いものもあるが・・・『爆天』のマー坊は原作よりも更に過激で我侭である。爆音小僧７代目は伊達ではないのだ。道端で出会った早々に拓に一目惚れしてデートに誘うトコなんか、目の付け所も中々のものであり、拓を手に入れるのと、スピードの向こう側を見れるのとどちらが早いかは、今後次第である。