作品解説（注：独断と偏見だらけです。）
＜疾風伝説 特攻の拓＞
元『週間少年マガジン』掲載
原作者／佐木 飛朗斗
漫画家／ 所 十三
全２７巻完結（以下小説で続巻）
（あらすじ）
高校生の浅川拓は所謂いじめられっこだった。
小さくて凄みの欠片もないような普通の少年で。
そんな拓が転校してきた秀人の強さに憧れた。
友達になりたくて、近付いていく。
だが、秀人は暴走族に入っていた。
初めて体験する『暴力』。
その恐怖故に拓は秀人を拒んでしまう。
２人は棲む世界が違ったのだ。
だが、傷付いた秀人の顔が忘れられなくて・・・。
再び、『暴力』と対峙した時に、拓は知るのだ。
本当の強さを。
それは、裏切らない事。
大切に想う相手の事を。
憧れの秀人の強さとは違うけれど・・・。
それが、拓に出来る精一杯の『強さ』だから。
転校を余儀なくされた拓が、入った学校は文字通り『乱校』だった。
それこそ、『暴力』と『戦い』が日常のように行われる。
敵なのか味方なのか。
危うい均衡の上で成り立っている人間関係。
そんな中、様々な友達との“出会い”と“別れ”。
苦しみと悲しみと痛みと遣り切れなさを乗り越えて。
―――拓は伝説となるような走りを手に入れるのだった―――
以下続刊の筈なんですが・・・もう出ないんですかねぇ（怒）
どの辺が『ヲトメ心』を擽るのかは、全巻一気読みすれば理解る筈なので、
ここでは多くを語りませんでした（苦笑）
（注：暴力や喧嘩のシーンが多々あるので、苦手な御方は読まれない方が懸命ですＴＴ）